野生イルカ餌付け方法と注意事項

野生イルカ餌付けの方法と注意事項

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  • イルカ餌付けは予約制になっております

事前登録が必要なお客様は桟橋前にあるEco Centre (タンガルーマ・マリンエジュケーション&コンサべーションセンター)にて午後1時から4時の間に登録が必要です。登録の際にはお客様のお名前、お部屋番号、参加人数、ご希望日をスタッフに伝えて下さい。

※日帰りツアーのお客様、団体予約のお客様は、事前予約がされていますので登録は不要です。

  • 濡れても良い服装でご参加ください

イルカに餌付けを行う際に腰のあたりまで入水しますので、短パンや水着着用でご参加ください。当日桟橋近くで有料にてウエイダー(腰上までの長靴)の貸出もご用意しておりますが、数に限りがございます。

  • 餌付け前の準備

日焼け止め、虫よけ、ローションを手足に塗っている場合には予め洗い流しておいてください。これらの製品が野生イルカたちに付着することによりイルカたちにとって悪影響がございます。入水の際には必要のない物や、傘やレインコートなどは持ち込まないようにしてください。指輪や腕時計などイルカにあたり傷つける可能性がある鋭利な装飾品も外すようにしてください。

  • フラッシュ撮影は禁止(動画撮影可能)

カメラやビデオの持ち込みと撮影はできますが、ビーチ上や入水中のフラッシュ撮影は禁止されております。フラッシュをイルカの目の前で使用することによりイルカの目に悪影響がございます。フラッシュの設定をオフにしてください。

  • ドルフィンケアチームの指示に従ってください

餌付けの参加中には餌付けエリアにいるスタッフ・ドルフィンケアチームの指示に必ず従ってください。

 
  • 集合時間と餌付け方法説明(ブリーフィング)

イルカ餌付け開始時間は季節により異なりますので、指定された時間までに桟橋へお越しください。餌付け前に餌付け方法と注意事項の説明をスタッフがマイクを使って行います。餌付け参加者は餌付けエリアのビーチ上でブリーフィングを受ける事が義務付けられております。なおビーチ上でのブリーフィングは英語で行いますので、このページにある日本語字幕付き動画「野生イルカ餌付けプログラム餌付け方法と注意事項」をご視聴されることをお勧めします。

※団体予約のお客様は別のエリアに集合してブリーフィングを受ける場合がございますので、指定されたエリアにご集合ください。

  • イルカ餌付けエリアへの入場

入り口は2つあり海に向かって左側のゲートから入場してください(団体予約のお客様は右側から入場する場合もございます)。入り口ではご予約されたお客様のお名前とお部屋番号をスタッフに伝えて入場してください。ビーチ上にバケツが設置されており、そのバケツの前に列を作り並んでください。列の数はその日のイルカ頭数により変更になりますが、通常5列から6列設置いたします。列に並ぶ際にスタッフのから列を指定された場合には、その指定された列に並んでください。これは野生イルカたちには自分たちの餌をもらう列が決まっており、参加者が各列に平等に並ぶことによりイルカたちへ平等に餌を与えることができます。英語での餌付け方法と注意事項の説明が終了すると、イルカ餌付けが始まります。

  • 手洗いと餌の持ち方

餌付けエリアには列ごとに「手洗い用バケツ」と「餌用のバケツ」が設置しております。最初のバケツには手洗い用の消毒水が入っていて、ご自身の順番が近づいてきたら、そこで手を洗って消毒してください。消毒した後に髪の毛などに触らないよにご注意ください。次に餌用バケツ前に来たら餌付け用の魚を一匹手にとってください。持ち方は魚の頭を上に向けて手で包み込むよにしてください。イメージはアイスクリームコーンを握るような感じです。餌を与える時には餌をお客様の肘の深さまでいれてください。そうすることでイルカが餌を食べにきてくれます。

  • お子様連れのお客様

身長が大人腰の高さ(目安120cm)以下のお子様をお連れのお客様は、安全上、お子様自身での餌付けができませんので、付添の大人の方が腕に抱えて入水ください。お子様は餌付けをできますが、腕に抱えたまま餌を海に投げ入れる方法になります。
 
  • 入水のタイミングと方法

餌付けは基本2名一組で行いますので、人数が多い場合には予め順番を決めておいてください。奇数または1名参加の場合にはお一人か他のお一人参加のお客様と一緒に入水します。入水のタイミングはご自身の列のドルフィンケアチームのスタッフがお客様に向かって合図をおくりますので、それまではビーチ上で待機ください。合図が来たらスタッフを中央で挟むように一緒に入水してください。スタッフが野生イルカが餌を食べやすい場所までご誘導いたします。餌付けの際にはお客様の餌付けする姿をリゾート専属のカメラマンがイルカの背後から撮影しております。お写真は翌日タンガルーマフォトショップにお越しいただくか、間に合わないお客様はインターネットからもご購入頂けます。

餌付けが終了しましたら、ビーチ上に残らず速やかに餌付けエリアから出るようにお願いいたします。

  • イルカに触ることは禁止です

野生イルカが人間に触れられることでストレスを感じたり危害を加える場合があります。これはクイーンズランド州の法律で禁止されている行為になりますのでご協力おねがいいたします。ルールを守れないお客様はその場で退場頂く場合もございますのでご注意ください。

  • 強風など悪天候時の対応

当日の悪天候により参加者に危険が及ぶ可能性がある場合には、ビーチから入水して餌付けができない場合もございます。そのような場合にはリゾートの桟橋上からイルカに餌を投げ込んで餌付けをする対応いたします。スタッフから案内がありますのでリゾート桟橋に移動していただき係員の指示に従って餌付けを行ってください。

  • イルカが現れない場合の対応

餌付け時に訪れるイルカたちは野生に生息しており、日没時間にあわせて訪れる習慣になっております。そのような事から自然環境等の影響により大幅に遅れたり、年に2,3回ほど現れない日もございます。参加者の方にはイルカ出現まである程度の時間お待ちいただく場合もございます。また一定の時間が経過したところで中止を宣言する場合には、可能な限り翌日以降に振替する対応をしております。

 

注意事項

  • 参加者に風邪・インフルエンザの症状がある場合には、イルカに感染させる可能性があるためイルカ餌付け体験の参加をご遠慮頂いております。

  • 妊娠されているお客様はドルフィンケアチームに事前にお知らせください。妊婦の方は膝より上まで入水していただくことができません。

野生イルカ餌付け見学と餌付けエリアへのアクセスについて

野生イルカ餌付け見学と餌付けエリアへはタンガルーマ・アイランドリゾートに直接ご予約した宿泊のお客様及びイルカ餌付け見学または体験が含まれているお客様のみがこのエリアへ立ち入ることができます。リゾートゲストではないカジュアルビジターの方はこのエリアへ入場したり見学いただくことはできませんのでご注意ください。リゾートの施設・設備などの各サービスはご利用頂けません。餌付け体験に訪れるイルカは野生に生息しており、餌付け体験や見学について確約はしておりませんのでご了承ください。なおイルカの出現率はこれまでの過去の統計で年間を通して約99%の確率になっております。