エコスタディ&自然体験プログラム
タンガルーマ・アイランドリゾートのエコスタディ&自然体験プログラムの多くは、タンガルーマ・エジュケーション&コンサベーションセンター(TMECC)に在籍するエコレンジャーガイドにより行われ、プレゼンテーションによる座学講習、ウォーキングでの現場での体験、大自然の中でのツアー体験など、多彩な学習要素の高いプログラムをご用意しており、海外研修旅行中にオーストラリアでの大自然や野生に生息する生物に出会いながら、かつ生物の生態系、環境保護、環境破壊問題などの学習を同時に取り込むことができる研修先として、近年オーストラリア国内や日本を含む世界の教育機関の方々から大変高い評価を頂いております。
このプログラムは小学生向けの講義から大学生向けの講義までと、幅広い層の教育旅行団体に対応しており、例えば滞在スケジュールの一部分にだけ学習を取り入れたり、または滞在中の多くの時間を学習を取り入れたりと、学校様のご要望に応じてカストマイズしております。
日本からは高い教育要素を求められる文科省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校といった受け入れ実績もあり、近年では国立公園内でリゾートがビジネスと環境保護を持続的に行えるためのSDGsの取組みを紹介するプログラム、環境保護と環境問題を課題とした探究型プログラムや、オンラインでの事前学習、現地に訪れて英語を使って課題を発表するというようなコースもご提案しております。
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餌付けプログラム
野鳥餌付け見学は予約が不要。ご希望のお客様は各自ご参加下さい。
タンガルーマ・アイランドリゾート滞在でのハイライトは何と言っても日没時に毎日リゾート前の浅瀬に集まる野生のバンドウイルカ達に直接お客様が餌を与える体験です。定期的に訪れる約10頭のイルカたちはとても遊び好きで、それぞれ個性があり性格も違い、イルカ達全員には名前も付けられています。餌付け前にはスタッフからイルカ餌付け方法についてのブリーフィングに参加して頂く必要がございます。餌付け体験は滞在中に一度だけご参加頂けます。
所要時間: 45-60 分
集合場所:リゾート桟橋前、日没時間に合わせて開始
(時間の目安:冬季18:00、夏季19:15)
野生ペリカンを観察しながら海の野鳥達を学びます。エコレンジャーガイドが海鳥達の習性、繁殖方法、海での行動を説明します。この学習で環境破壊から海鳥達の保護について考える機会になります。餌付けはスタッフが桟橋から行います。
所要時間: 約20分
集合場所: 11:00am リゾート桟橋
(予約不要、ご希望のお客様は各自ご参加下さい)
リゾートに生息するワライカワセミと言われるクッカバラをエコレンジャーガイドと探しに出かけます。クッカバラは野生に生息している為に遅刻するときや現れない時も良くありますが、リゾートを歩きながら散歩がてら出掛けましょう。餌付けはガイドがクッカバラに直接手で行います。
所要時間: 約15分
集合場所: 4.45pm エコセンター前
(予約不要、ご希望のお客様は各自ご参加下さい)
エコレンジャーガイドによるウォーキングツアー
ウォーキングツアーの含まれるプログラムの最大人数は40名になります。人数が多い場合には2グループに分割するか、ローテーションにて対応致します。
ブッシュタッカー・ウォーク
モートン島に自生している64種類以上の植物、先住民アボリジナルの人達が実際にどのようにその植物を食料・薬品・生活用品として使用していたかをガイドが歩きながら説明します。リゾート内に自生するその植物を実際歩いて、見て、触って、時には味見もして、先住民の生活スタイルや、自然でのサバイバル方法についても学習します。
所要時間: 約60分
バックオブハウスツアー
エコツーリズムを学習できるウォーキングツアーです。リゾートはオーストラリア大陸より離れた国立公園内に位置し、電気供給、上下水道などのインフラを全て自社で運用しております。このツアーでは通常は立ち入りが出来ないエリアに入り、リゾートの裏側をご案内します。美しい海と自然を保全するためのバクテリアを利用した下水処理や、自家発電所、その発電で発生した熱の再利用など、エコツーリズムの裏側を学習して頂きます。
所要時間: 約60分
タンガルーマSDGsプレゼンテーション&ウォーク
国立公園内でタンガルーマ・アイランドリゾートがビジネスと環境保護活動を持続的に行うための取り組みをSDGsに当てはめて紹介するプログラム。簡単なプレゼンテーションで取り組みを紹介、その後は実際に行っている現場をウォーキングで見学します。
タンガルーマSDGsの取り組みについてはこちらから
所要時間: 約60分
エコレンジャーによるプレゼンテーションでの講義
プレゼンテーションの最大人数は100名になります。人数が多い場合には2グループに分割するか、ローテーションにて対応致します。
モートンベイ海洋生物&自然環境保護プレゼンテーション
この海洋生物プレゼンテーションでは、モートン湾に生息する様々な海洋生物を紹介していきます。その生物がどのようにこの自然環境に対応しているか、絶滅危惧される生物がどの様な環境下で生息しているか、モートンベイの自然環境破壊保護なども交えて説明します。この学習でタンガルーマの近くや、クイーンズランド州東部で生息する生物達を勉強しましょう。
所要時間: 約50-60分
モートン島地学プレゼンテーション
世界で3番目に大きい砂から形成されたモートン島について地学的観点から学習します。オーストラリア東海岸からクイーンズランド州南東周辺の地形、歴史、過去の火山活動、砂島特有の地形変化など、モートン島が砂から形成された理由や、砂島独自の自然メカニズムを学びます。
所要時間: 約30-40分
ディスカバリードルフィンプレゼンテーション&データコレクション
毎晩訪れるイルカ達の家族関係や、特徴、習性をプレゼンテーションでご説明いたします。その後はリゾート桟橋より野生イルカ餌付けで実際にイルカの背ビレなどの各部位の特徴や餌付け中の行動から、イルカたちを識別していきます。
所要時間: 約45分
探究型学習プログラム
旅行前から旅行後へも繋げられる、学生が主体的になり行う「環境保護系」と「デジタルマーケティング系」探究型プログラム
タンガルーマ・アクティブチャレンジ 英語で「環境系」探究学習の発表体験
日本で身近な環境問題についてリサーチなどの探究活動や事前学習を行い、海外研修中にタンガルーマでの発表に向けてプレゼンテーションを英語でまとめ、発表を全て英語で行うワークショップ体験プログラム。当日のリスナーである審査員はエコセンターのエコレンジャー講師が行い、質疑応答もすべて英語で行って頂きます。発表はパワーポイントを使い審査員から各プレゼンテーションへのフィードバックも行います。「環境問題」という課題と発表の持ち時間以外は特に決められたフォーマットはなく、発表するフォーマットは参加者独自のアイデアで作成してください。発表は参加者一人一人が行うのではなく事前に課題研究とプレゼンテーションを作成したグループ単位で行います。1グループあたりの人数は参加者側で決定して頂いてかまいませんが、1回あたりの発表する目安として1グループ5-6人くらいが理想です。発表時間配分は1グループ15分(10分発表、5分質疑応答)として、例えば1時間のセッションで行う場合には最大4グループが目安になります。 なお実施条件として宿泊が伴うご予約された団体様に限定しております。
所要時間: 1グループ発表15分、4グループ発表で約60分
環境探究的学習「エコマリーンズ・チャレンジ」
オーストラリア旅行前に課題研究をするグループを作り、生徒が主体的になり、考え、話し合い、チームビルディング的に地域社会の環境問題を解決するためのアクションプラン考える探究的な学びに挑戦します。タンガルーマ教育旅行で人気の大自然のアクティビティ、環境関連のエコスタディ学習を体験しながら、リゾート滞在中やオーストラリア旅行中にもその地域で行われている環境保護対策や活動も注意深く観察しながら、旅行中に自分たちで考えたアクションプランを完成させるプログラム。
この探究的プログラム「エコマリーンズ・チャレンジ」は、オーストラリアの学生たちが主体的になり、環境保護活動促進を支援するために設立されたNPO団体「タンガルーマ・エコマリーンズ」で実際に行われているプログラムをベースにして考えられました。この団体はタンガルーマ・アイランドリゾートがメインスポンサーになり、オーストラリア現地のジュニア・シニアスクール(小中高)210校(2024年4月時点)を、現地政府・民間企業もスポンサーになり2014年より運営されております。
インターンシップ型探究プログラム
生徒が主体的に行うインターンシップ型探究プログラム「海外企業での日本市場向けデジタルマーケティング」
オーストラリア企業のタンガルーマ・アイランドリゾートを、学生たちが主体的になり日本市場向けに有効なデジタルマーケティング手法を考えて企画して実際に提案をするというインターンシップ型の探究プログラムです。渡航前に少人数のチームを編成し、自分たちチームがデジタルマーケティング会社を運営していると仮定、タンガルーマ・アイランドリゾートはそのクライアントという立場になり、ソーシャルメディア(SNS)を利用したマーケティング戦略アイデアの企画提案書を作成。その企画提案書をタンガルーマのマーケティングチームに提出して書類選考を行います。選抜チームは日本人マーケティングチームに企画のプレゼンテーションも行えます。
海洋生物を探索するクルーズ
クジラ探索、ジュゴン探索、フィッシュフィーディング
モートン島の北端ケープモートンまでクルーズしてザトウクジラを探索します。モートン島近海に訪れるクジラたちは6月から10月の真冬南極から暖かい南太平洋まで毎年移動して子育てをします。45トンもある巨大なクジラたちは時よりボートまで泳いで近づいてきたり、近くで飛んだり跳ねたりしてクルーズ乗客からいつも歓声を受けています。この期間にお越し方は目の前に現れる雄大なザトウクジラの姿をご覧頂くチャンスでもあります。クルーズ船内で出発前に軽食ランチパックをお渡しします。
所要時間:約3時間
最大人数:180名
出発時間:11.45am リゾート桟橋
モートン島の西海岸をゆっくりとクルーズしながら、本物のワイルドライフを体験して頂きます。モートン湾浅瀬に生息する野生のジュゴン、イルカ、ウミガメ、エイなど、様々な海洋生物や鳥達を探索、その自然界での生活する姿を観察。クルーズにはガイドも同行して生物達の説明もございます。参加者には実際にワイルドライフを体験し、そして素晴しい海の仲間たちを将来どのように保護していけるかを学習頂くのも目的であります。
所要時間: 約90分
最大人数: 42名
泳げなくても目の前まで沈船群や魚たちに接近できるお手軽なクルーズです。リゾートから出発してタンガルーマ沈船群へ、そこには200種類以上の魚たちが生息しており、魚たちへの餌付けもご体験頂けます。
所要時間: 約45分
最大人数: 42名
その他の研修・アクティビティ
オンライン事前講義、リゾートでのフィールドワーク、現地企業訪問体験など
オンラインでの事前講義
タンガルーマの海外研修でより深い学びが体験できるように、オンラインを通してタンガルーマの環境保護を中心としたSDGsの取り組みを事前に講習をいたします。オンラインを通したプレゼンテーションでは、自然環境や生物を守りながらのビジネスの運営を行う共存共栄の舞台裏をSDGsにあてはめてご紹介していきます。こちらのプレゼンテーションはオンライン限定で、タンガルーマ日本人スタッフが日本語で講義を行います。オンラインでタンガルーマでの自然環境への取り組みについて事前に「インプット」で学び、海外研修出発までの時間に生徒が主体的になり環境問題の課題研究を行い、そして海外研修中リゾートで英語で研究内容を「アウトプット」で発表する探究学習的なプログラムとしてもご利用頂けます。なおこのプログラムはリゾート宿泊滞在を伴う場合の事前講義になり、プログラム単体でのお取り扱いはしておりません。
所要時間: 約30-45分
実施可能日: オーストラリア・ブリスベン平日営業時間内(09:00-17:00)、土日、祝祭日、クリスマス、イースターなどの祝日不可)
実施条件: リゾートにて宿泊が伴うご予約された団体に限る
タンガルーマ・フィールドワーク - クイズ選手権
タンガルーマやモートン島、環境保護に関する質問やクイズをお渡しして、チーム単位でリゾート内にて答え探しを行って頂く団体向けプログラムです。1チーム2-5 名位に分かれて規定時間内にリゾート内にて答えを探して頂きます。英語を駆使し、知力・体力も使いますが、正解率が高い上位チームに景品をご用意することも可能です。
所要時間: 約90-120分
オーストラリア現地企業訪問プログラム
タンガルーマ・アイランドリゾートでは、リゾートへの出発前又は訪問後に、ブリスベン港の近くにあるタンガルーマ本社オフィスでの企業訪問をお受けしております。 移民が多い多国籍の文化のオーストラリア、オーストラリア企業のタンガルーマでも多国籍のスタッフが働いております。タンガルーマ本社には総務、アカウント、IT、リザベーション、セールス&マーケティングなどの本社機能の部署があり、企業訪問時には弊社日本人スタッフがオフィス内をご案内、日本人スタッフのよるオーストラリア企業での体験談や失敗談などを交えた意見交換をする時間を設けます。このプログラムは宿泊が伴うご予約の教育旅行団体に限ります(日帰りツアーや単体での申込みは不可)。
所要時間: 約30分
訪問受入可能日: オーストラリア・ブリスベンの平日
週末、祝祭日、クリスマス、イースターなどの祝日不可
訪問受入条件: リゾートにて宿泊が伴うご予約された団体に限る
受入人数: 最少10名、最大30名